すーです。
本日は「しょっぱいものが無性に食べたい時の体の症状」について解説します。
しょっぱい食べ物には何がある?
「しょっぱいもの」と一言でいっても色んな食べ物があります。
そもそも何がしょっぱいものなのかも気付きづらいと思います。
ですので、まずは一例から見ていきましょう。
例えば
- お漬物
- ラーメン
- 辛いカレー
- ポテトチップス
- お煎餅
などなど、なんとなく塩分が多く含まれているもののことです。
では、塩分を求めていると、どのようなことになるのでしょう。
塩分を求めている時の体の状態
塩分を求めているときは、以下のようなことが関係してきます。
副腎疲労
副腎疲労と言われる単語を耳にしたことはありますか?
副腎疲労とは・・・「疲労系疾患」のことを指します。
つまり
・とにかく疲れている
・寝ても疲れがとれない
・朝起きられない
などが該当します。
体が塩分を欲している時に、このような状態になるのです。
世間では相変わらずの減塩ブームで「塩」そのものが悪者扱いされています。
しかし、「塩を摂らなければ健康か?」というとそうではありません。
なんとなく「塩分」=「高血圧」という方程式が世に知れわたっています。
塩分を取らなければヘナヘナな体になる
日本人の場合そもそも塩分が高血圧に関係している方というのは
本態性高血圧つまり原因不明の高血圧と言われている方の中の4分の1くらいしかいないというのが現状です。
高血圧になる原因は
・カルシウムやマグネシウムのミネラルバランスの問題
・ミトコンドリアのエネルギー不足
などなど要因はあります。
江戸時代では「塩抜き」という極刑があったほど塩分は人にとってとても大切なものです。
人から完全に塩抜きをしてしまうと1週間もたたないうちにヘナヘナに元気がでなくなってきます。
現代の塩は「塩もどき」?
食卓塩と言われる精製塩は塩もどきといっても過言ではないくらい、
「本来の海の成分の塩」とは、かけ離れた栄養成分になっております。
海から作った塩は何といってもミネラルが豊富です。
単なるナトリウム(NA)成分だけでなく、マグネシウム(Mg)をはじめとした微量ミネラルが豊富に含まれています。
良質なミネラル豊富な塩を調味料として変えるだけでも栄養成分は変わってきます。
塩分不足が進むと
塩分への欲求が強いということは、ストレスの極期にさしかかっている状態と言えます。
体が、水分・塩分共に排泄が促進しすぎ脱水・ナトリウム不足が知らない間に起きているのです
塩分への欲求は身体の生体防御としての自然なメカニズムで起きているのです。
栄養療法で食事指導や生活習慣の改善などをして副腎ケアをしてあげると改善してくるのに従って、塩分への欲求は薄れていきます。
塩化ナトリウムは体内に入るとナトリウムイオンと塩素イオンに分かれます。
ナトリウムイオンの働き
- 神経や筋肉を正常に機能させ、不足すると筋肉が吊ったり痙攣をおこします。
- 消化機能の助けになり、不足すると食欲不振、全身のだるさがおこります。
- アルカリ性であるナトリウムイオンには血液を酸性になるのを防ぐ重要な役割があります。
塩素イオンの働き
- 塩素イオンが胃酸には必要不可欠であり、不足すると消化不良や食欲不振が起きます。
- 体液の浸透圧のバランスを保ちます
このように減塩ブームとは逆に、一方では副腎疲労が疲弊期に進み、体で塩分を欲求している現代人は潜在的にかなり多くいるのではないかと思います。
まとめ
体にとって塩分は非常に大切です。
何事も、取りすぎるのではなく「必要な量を必ず摂る」ことが重要です。
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